矯正治療の基礎知識

矯正治療が必要な歯並び

矯正治療が必要な歯並び

神奈川県川崎市の「いしかわ矯正歯科」は、歯並びを改善する矯正治療を専門に行う歯科医院です。ここでは、歯並びが気になっていて矯正治療を検討している方へ、歯並びのタイプや悪い歯並びを放置すると起こりうる問題、矯正治療の目的など矯正治療の基礎知識をご説明します。

あなたの歯並びはどのタイプ

歯並びの乱れのことを「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。次の6つは代表的な不正咬合の種類です。

不正咬合の種類
上顎前突(じょうがくぜんとつ) 下顎前突(かがくぜんとつ) 空隙歯列(くうげきしれつ)
上顎前突(じょうがくぜんとつ) 下顎前突(かがくぜんとつ) 空隙歯列(くうげきしれつ)
いわゆる「出っ歯」と呼ばれている歯並びで、上の歯が下の歯よりも前に突き出して状態です。歯の生え方が原因の場合と、上下の顎のバランスが原因の場合があります。 上顎前突と反対で、下の歯の方が上の歯よりも飛び出している、いわゆる「受け口」と呼ばれている歯並びです。こちらも、歯の生え方や上下の顎のバランスなどに原因があると考えられます。 歯と歯の間に隙間が大きな歯並びです。一般的には「すきっ歯」と呼ばれています。顎と歯のサイズがアンバランスな場合に起こりやすい歯並びです。
叢生(そうせい) 開咬(かいこう) 過蓋咬合(かがいこうごう)
叢生(そうせい) 開咬(かいこう) 過蓋咬合(かがいこうごう)
空隙歯列と反対に、歯に対して顎が狭く、歯がデコボコに生えてしまっている歯並びです。「乱ぐい歯」や「八重歯」なども含まれます。 上下の歯を奥歯で咬み合わせたときに、上下の前歯が咬み合わず、隙間ができている状態の歯並びです。 歯を咬み合わせたとき、上の歯列が下の歯列を覆い隠してしまう状態の歯並びです。咬み合わせが深すぎることが原因です。
上顎前突(じょうがくぜんとつ) 下顎前突(かがくぜんとつ)
上顎前突(じょうがくぜんとつ) 下顎前突(かがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」と呼ばれている歯並びで、上の歯が下の歯よりも前に突き出して状態です。歯の生え方が原因の場合と、上下の顎のバランスが原因の場合があります。 上顎前突と反対で、下の歯の方が上の歯よりも飛び出している、いわゆる「受け口」と呼ばれている歯並びです。こちらも、歯の生え方や上下の顎のバランスなどに原因があると考えられます。
空隙歯列(くうげきしれつ) 叢生(そうせい)
空隙歯列(くうげきしれつ) 叢生(そうせい)
歯と歯の間に隙間が大きな歯並びです。一般的には「すきっ歯」と呼ばれています。顎と歯のサイズがアンバランスな場合に起こりやすい歯並びです。 空隙歯列と反対に、歯に対して顎が狭く、歯がデコボコに生えてしまっている歯並びです。「乱ぐい歯」や「八重歯」なども含まれます。
開咬(かいこう) 過蓋咬合(かがいこうごう)
開咬(かいこう) 過蓋咬合(かがいこうごう)
上下の歯を奥歯で咬み合わせたときに、上下の前歯が咬み合わず、隙間ができている状態の歯並びです。 歯を咬み合わせたとき、上の歯列が下の歯列を覆い隠してしまう状態の歯並びです。咬み合わせが深すぎることが原因です。

患者さんによって程度や症状はさまざまですが、気になる方はお気軽に当院までご相談ください。

不正咬合のデメリット

不正咬合を放置していると、見た目が悪くなるだけでなく機能的な問題が生じる場合もあります。不正咬合を放置することでどんなデメリットがあるのかをご紹介します。

虫歯・歯周病にかかりやすい 消化器系に負担がかかりやすい 口の中を傷つけやすい
ブラッシングしにくい歯並びの場合、ケアが行き届かず、虫歯や歯周病といったお口の病気を招きやすくなります。 食べ物がうまく噛めず、そのまま飲み込んでしまいがちに。消化器官に負担がかかり、便秘や胃痛などが起きやすくなります。 乱れた歯並びによって、口の中を傷つけやすくなってしまいます。出っ歯などは、転んだときに歯を折ってしまうリスクもあります。
発音が不明瞭になりやすい 顎関節症になりやすい コンプレックスになりやすい
歯と歯の間に隙間がある場合は、そこから息が漏れて、発音が不明瞭になってしまいます。 食事のために噛むとき、無意識に顎の片側で噛んでいたり、顎をずらして食べる癖があったりすると、顎関節症につながります。 歯並びの悪さがコンプレックスになり、人前で笑えなくなったり、ストレスに感じてしまう方もいます。
虫歯・歯周病にかかりやすい 消化器系に負担がかかりやすい
ブラッシングしにくい歯並びの場合、ケアが行き届かず、虫歯や歯周病といったお口の病気を招きやすくなります。 食べ物がうまく噛めず、そのまま飲み込んでしまいがちに。消化器官に負担がかかり、便秘や胃痛などが起きやすくなります。
口の中を傷つけやすい 発音が不明瞭になりやすい
乱れた歯並びによって、口の中を傷つけやすくなってしまいます。出っ歯などは、転んだときに歯を折ってしまうリスクもあります。 歯と歯の間に隙間がある場合は、そこから息が漏れて、発音が不明瞭になってしまいます。
顎関節症になりやすい コンプレックスになりやすい
食事のために噛むとき、無意識に顎の片側で噛んでいたり、顎をずらして食べる癖があったりすると、顎関節症につながります。 歯並びの悪さがコンプレックスになり、人前で笑えなくなったり、ストレスに感じてしまう方もいます。

矯正の最大の目的は予防

矯正の最大の目的は予防

矯正治療では、歯並びを整えることでさまざまな効果が期待できます。特に注目されているのが、虫歯や歯周病の予防効果です。歯並びを整えることで、ブラッシングなどデンタルケアがしやすくなるため、虫歯や歯周病といったお口の病気の予防につながるのです。

自分自身の本来の歯は、生涯ずっと大切にしたいもの。いつまでも健康的に食事や会話を楽しむためには、歯の健康を維持することが重要です。見た目を改善することももちろん大切ですが、歯を守ること、病気の予防につながることも考えて、矯正治療を検討してみてはいかがでしょうか。

歯並びに関するマメ知識

歯並びに関するマメ知識

歯並びを乱す要因は、幼児期の指しゃぶりや頬杖、うつ伏せ寝、舌癖などさまざま。特に現代人の歯並びに関しては、「顎のサイズ」による影響が大きいと考えられています。人の歯の数は昔から変わらず、全部で28本(親知らず4本を含めると32本)ですが、現代人は柔らかいものを食べる傾向にあるため、顎の筋肉が発達しにくく、昔に比べると小さくなってきています。歯の本数は変わらないのに顎が狭まっているため、歯の生え方が乱れ、歯並びが乱れやすくなっているのです。

きれいな歯並びを手に入れるためにも、幼少期から硬いものでもしっかり咀嚼する習慣を身につけることが重要です。咀嚼する力を鍛えることで顎が発達し、歯並びがきれいに整うようになります。歯並びが気になる方は、柔らかいものばかり食べようとせず噛み応えのあるものを積極的に食事に取り入れることで、歯並びの改善効果が期待できます。

矯正治療のなぜ

矯正治療のリスク一覧

矯正治療を成功させるために

矯正治療は矯正の知識と患者さんの協力により、良い結果を生むことができます。身体の治療と同じようにいくつかのリスクおよび限界があることを、知っておかなければなりません。

(1)歯痛
装置装着後、約3~11日間歯痛を感じることがありますが、心配はありません。必要があれば痛み止めのお薬を用意してありますのでお申し出下さい。

(2)虫歯、歯周病、歯の脱灰
治療期間中歯磨はきちんと行って下さい。甘いものやスナックなどの間食はできるだけ避けた方が良いでしょう。歯垢が25時間以上付着していると歯の表面が溶けて白濁したり、虫歯、歯肉炎、歯周炎をおこすことがあります。

(3)口内炎
頬粘膜、口唇、舌等にできることがあります。必要があればお薬を用意してあります。

(4)発音障害
特に裏側から治療する場合、サ行、ラ行、タ行が話しにくくなりますが、約1ヶ月ほどで慣れます。

(5)歯肉退縮
まれに、骨が薄い、骨がない場合、治療中に歯肉が下がり、歯根が露出することがあります。

(6)歯髄炎
歯の移動中にさまざまな原因により、まれに歯の神経が痛むことがあります。

(7)歯根吸収
治療中、歯根が短くなることがありまsぐあ、健康な条件下でおこる場合、何の障害もありません。

(8)歯の動き
骨性癒着(骨と歯がくっついている)、根が曲がった歯、短根歯(根が短い)は動かせないこともあります。

(9)顎関節症
潜在的な賞状がある場合、治療中に開口障害、疼痛、筋肉のこわ張り等が生じることがあります。このような場合には申し出て下さい。

(10)外科処置
上下の骨のズレ、あるいは成長に伴う顎骨の不調和や、治療中の協力が得られない場合には、矯正治療のみでは治療不可能なので、外科処置を併用することがあります。

(11)後戻り
歯は治療後、元の位置に戻ろうとする傾向があります。そのため、装置除去後、ポジショナーやリテーナーを装着し、後戻りを最小限に抑えます。また、後戻りに対し便宜をはかることもあります(オーバーコレクト)。また、親知らずは後戻りの原因の一つとなるので、早めに抜く場合があります。

治療期間の延長もしくは、治療計画の変更をしなければならないことがあります。

  • 患者さんまたは、ご家族の方の協力が得られないとき。(患者さんの治療意欲や協力によって大幅に影響を受けます)
  • 約束日の来院を守れないとき。
  • 歯磨が悪いとき。
  • 顎の発育が盛んなとき。
  • 歯の動きが悪い、歯の萌出が遅いとき。

その他、治療に関して歯科医師及び衛生士の指示を守って下さい。